19
Hot
118
Views
Introduction
「こんなの間違ってるわよね?」
きっとそう。でも今は、どうでもいい。
両足を開く。黒狼が脚の間に顔を埋める。深く息を吸い込み、私の香り―興奮を嗅ぎ、低い唸り声を漏らす。鋭い牙が軽く肌に触れ、その刺激に私は声を上げる。
誰が今この瞬間、理性を失うことを責められるだろう?こんな欲望を抱くことを?
息を止める。
私たちの間を隔てているのは、薄い下着の布地だけ。
舌が這う。思わず声が漏れる。
もう止まるのかと身構えたけど―舌が何度も何度も、どんどん速く這う。貪るように。
突然、信じられない速さと正確さで下着を引き裂く。肌を傷つけることなく。布が裂ける音だけが聞こえて、見下ろすと、もう再び舐めていた。
狼に対してこんな気持ちを抱くなんて。私、どうかしてる。
ふと、優しい舐め方に変わって、黒狼を見ると―もう狼じゃない。アルファのケイデンだった!
人の姿に変わって、私を舐めている。
🐺 🐺 🐺
満月の夜に殺戮を愉しむ残虐な行為で恐れられる狼人、アルファのケイデン。彼の運命の番は、ガンマが選んだ普通の人間の女性だった。
絆を拒もうとするケイデンだが、運命は別の計画を用意していた。次期アルファ王を決める大会に参加できるのは、番を持つアルファだけ。そこで彼は大胆な偽装の契約を持ちかける。
最初は躊躇うキャサリンだったが、彼女の小さなパックを守るという貴重な約束に、心が揺らぐ。
しかしケイデンは知らなかった。キャサリンの中に、想像を超える隠された力が眠っていることを。
大会が進むにつれ、ケイデンは彼女を大会だけでなく、自分のベッドにも求めずにはいられなくなっていく。
きっとそう。でも今は、どうでもいい。
両足を開く。黒狼が脚の間に顔を埋める。深く息を吸い込み、私の香り―興奮を嗅ぎ、低い唸り声を漏らす。鋭い牙が軽く肌に触れ、その刺激に私は声を上げる。
誰が今この瞬間、理性を失うことを責められるだろう?こんな欲望を抱くことを?
息を止める。
私たちの間を隔てているのは、薄い下着の布地だけ。
舌が這う。思わず声が漏れる。
もう止まるのかと身構えたけど―舌が何度も何度も、どんどん速く這う。貪るように。
突然、信じられない速さと正確さで下着を引き裂く。肌を傷つけることなく。布が裂ける音だけが聞こえて、見下ろすと、もう再び舐めていた。
狼に対してこんな気持ちを抱くなんて。私、どうかしてる。
ふと、優しい舐め方に変わって、黒狼を見ると―もう狼じゃない。アルファのケイデンだった!
人の姿に変わって、私を舐めている。
🐺 🐺 🐺
満月の夜に殺戮を愉しむ残虐な行為で恐れられる狼人、アルファのケイデン。彼の運命の番は、ガンマが選んだ普通の人間の女性だった。
絆を拒もうとするケイデンだが、運命は別の計画を用意していた。次期アルファ王を決める大会に参加できるのは、番を持つアルファだけ。そこで彼は大胆な偽装の契約を持ちかける。
最初は躊躇うキャサリンだったが、彼女の小さなパックを守るという貴重な約束に、心が揺らぐ。
しかしケイデンは知らなかった。キャサリンの中に、想像を超える隠された力が眠っていることを。
大会が進むにつれ、ケイデンは彼女を大会だけでなく、自分のベッドにも求めずにはいられなくなっていく。
READ MORE
About Author
Latest Chapters
Comments
No comments yet.