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233話

彼の近さが私の肌に震えを走らせる。ノックスは純粋な男性の力だ、エレガントなタキシードとシルキーな髪で巧みに包まれている。

「君の興奮の香りがする。濃厚で甘い」ノックスは身を屈めて、露出した私の首にキスをする。そして、彼は私の刻印を舐める。

「もうこの戴冠式のことで頭がいっぱいなの。ノックス!もう時間がないわ!エマが何時間もかけて私のメイクをしたのよ!」私は言うが、体は彼の愛撫の一つ一つを愛している。

だから、自分が正しいと分かっているのに、なぜ私の手は彼の硬くなった一物を撫でに行くのだろう?

私は遊び心を込めて誘う。「あの小さな滝が恋しいわ」と、シルキーな声で微笑みながら言う。王子様の...