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781話

「いいえ、そんな必要はありません」

徐さんに何かを説明しようとした冯伊人の言葉が途切れた。突然、部屋のドアが勢いよく開いたのだ。

坊主頭の男と、黄色や緑色に染めた髪のチンピラたちが入ってきた。

「二人とも楽しそうじゃねえか。よかったら、俺たちの光兄貴と一杯どうだ?」

その金髪のチンピラは冯伊人に前から欲情していたようだ。どこからか酒瓶を持ってきて、テーブルに置きながら、冯伊人の豊かな胸から視線を外そうとしない。白いブラウスの下にある黒い下着のラインがくっきりと浮かび上がっていた。

大きくて、白い。

金髪は今にも手を伸ばして冯伊人の柔らかい胸を掴みたい衝動に駆られていた。

徐さんはその金...