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776話

冯秀芝の腰が思わず上へと突き上げられ、両手で老徐の腰をしっかりと抱きしめていた。まるで老徐の体を自分の胸の中に押し込もうとするかのように。

「早く、老徐、雅馨がもう戻ってくるわ」王雅馨は村の東にある店主の奥さんの小さな売店に塩を買いに行っていたが、そろそろ戻る時間だった。

老徐は分かっていた。こっそり冯秀芝と関係を持つこと自体は大したことではないが、王雅馨に直接見つかったら、もう言い訳のしようがない。

老徐は素早く腰を何度か突き上げた。冯秀芝は下で体を強張らせ、口から「あっ、あっ」という声が続けて漏れ出た。老徐は冯秀芝がもう絶頂に近いことを悟り、さらに速度を上げた。ついに冯秀芝は一気に全て...