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672話

夜はすっかり更けていた。徐家の家、二階の趙蘭蘭の部屋では、二人の少女がひそひそと話し合っていた。

「蘭蘭、そろそろいい頃じゃない?」

話しているのはもちろん劉嫣然だ。午後から劉嫣然は徐家に来ていたのだが、ずっと二階でテレビを見ていた。しかし、これほど長い間二階にいたのに、誰も劉嫣然がここにいることに気づいていなかった!

「そろそろいいと思うわ。宋玲玲はもうしばらく眠ってるし、今降りていくのがちょうどいいわ!」趙蘭蘭はにこにこしながら劉嫣然に言った。

二人の少女はベッドから起き上がった。二人ともピンク色の小さな三角パンツだけを身につけ、上にはほぼ透明なキャミソールを着ていた。

窓から差し込...