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627話

「冯秀芝はただ単に周建国を老徐だと想像していただけなんだ!」

周建国と冯秀芝が事を終えてから三十分後、程婷もまた老徐の体に半身を預けるようにして、二人で小さな林から歩み出てきた。

程婷の服装はやや乱れ、顔に浮かんだ汗で髪の毛が一筋一筋と顔に貼りついていた。それが何とも言えない色気を醸し出していた。

「どうだ、満足したか?」老徐は程婷を抱き寄せながら家へ向かい、同時に手を伸ばして程婷の丸みを帯びたお尻を撫で回しながら言った。

程婷は口の中で甘えるように不満の声を上げた。「あなたったら、全然女性を労わる気がないのね。下のほうが赤くなって腫れちゃったわ」程婷にはどうしても理解できなかった。なぜ老徐...