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595話

「ああ、欲しい。んん…」

小瑤はもぐもぐと口の中で呟きながら、小さな手を徐さんの背中から腰へとゆっくり這わせ、さらに下へと撫で下ろしていった。そして最後に小さな手が徐さんのパンツの中で彼の逞しいものを握った瞬間、小瑤はその太さと硬さに驚いて我に返った。

小瑤が目を開けて見ると、自分の上に覆いかぶさっているのは鄭伊健ではなかった。

小瑤が徐さんを見つめた時、徐さんもちょうど小瑤の瞳を見ていた。うっとりとした目、色気を含んだ表情。

徐さんが何か言おうとした矢先、小瑤は身体を下でくねらせ、息遣いがさらに荒くなった。「ちょうだい」

小瑤はそう言いながら、自ら下着を脱ぎ始め、次に徐さんのパンツも脱がそ...