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572話

「早く私を降ろしなさいよ!」上官婉兒は周囲の視線が自分たちに集まっているのを感じ取り、徐さんの腕の中でもがいて降りようとした。

しかし、身体をくねらせた拍子に、上着で包まれていた二つの膨らみがどうしても押し出されてしまう。その白い肌が徐さんの目の前でゆれ動き、思わず口で噛みつきたいほどの衝動に駆られた。

花柄のピンク色の水着の横から、上官婉兒の白く柔らかな肌が露わになり、徐さんはあの赤みを帯びた二点までもはっきりと見てしまった。

上官婉兒が嬌声を上げながら、徐々に足を緩めていく。太ももが開いた時、徐さんの大きな手は思わず上官婉兒の太ももの付け根へともっと深く入り込み、彼女の丸みを帯びた部...