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569話

「あの、お嬢さん、彼氏のあれはサイズが大きいんですか?」と店主が言い終わるや否や、そんな聞き方は不適切だと思ったのか、「つまり、彼氏のそのサイズが大きいということですか?」と付け加えた。

しかし店主は自分の言葉が余計に悪い方向に向かっていることに気づき、結局黙り込んで、上官婉儿に自由に選ばせることにした。

上官婉儿は店内をしばらく見回した末、ようやく一つの商品を決め、店主に「これにします。おいくらですか?」と尋ねた。

店主はその下着を見て、特大サイズではないか、と思った。通常このような特大サイズの下着を買うのは外国人客だけだ。まさかこの少女の彼氏は外国人なのか?

もったいない、こんなに...