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53話

彼の指は思わず宋雪柔の柔らかさに触れ、軽く動かした。水のように瑞々しい白い胸は老徐の手の中で形を変え、弾力を見せた。

宋雪柔は老徐にそのように柔らかな部分を掴まれ、全身から力が抜けるのを感じた。まるで骨を抜かれたかのように、彼女の体は老徐の懐へと崩れ落ちていった。

「おじさん…」宋雪柔はそう言いながら、小さな手で老徐のもう片方の腕を取り、自分の下半身へと導いた。

老徐はすでに濡れそぼった場所に触れていた。

しかし老徐は断固として彼女の誘惑に抵抗し、急いで宋玲玲の名前を呼んだ。それで宋雪柔はようやく自制心を取り戻した。

翌朝早く、老徐が恨めしそうな顔をした宋雪柔を劉伯のワゴン車に乗せる時、心の中...