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510話

二つの雪のように白く柔らかな球体が空気にさらされた。苗翠花は水の中に立っていたが、その二つの柔らかさは少しも垂れ下がることなく、豊満さを保っていた。

老徐は当然、あの小さな林の中で苗翠花と密会した時のことを覚えていた。この苗翠花は、ベッドの技術も決して劣ってはいないだろう。

老徐をさらに驚かせたのはこの後だった。苗翠花は両手で自分の大きな柔らかさを揉みしだきながら、口の中でつぶやいた。「この薄情な老徐め、あたしの体を手に入れたくせに、その後は相手にもしないなんて」

まるで自分の手の中にいるのが老徐であるかのように、苗翠花は自分の柔らかな胸に思いのままに欲求をぶつけていた。

老徐はそれを...