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457話

その灼熱は、最終的に口内の荒々しさへと変わり、その太い舌が刘嫣然の小さな口の中で絶えず蠢いていた。分厚い唇が刘嫣然の甘く柔らかな唇を噛みしめ、ゆっくりとその味わいを堪能していた。

そして刘嫣然の体は、徐々に完全に老徐の腕の中でぐったりと、まるで泥のように崩れていった。

「いとこ、私も」赵兰兰は二人の熱烈なキスを横で見ながら、胸がむずむずしてきた。

刘嫣然と違って、赵兰兰と老徐のキスはもう一日や二日のことではなく、キスにそれほど渇望していないはずだった。だが今、自分の親友といとこがこうしてキスをしているのを見て、赵兰兰の心には不思議な衝動が湧き上がってきた。

赵兰兰はそう言いながら、自分の...