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366話

翻日次の日、老徐と程婷が目を覚ましたのは、ほぼ昼近くになってからだった。

老徐は習慣的に自分のノキアを手に取ろうとしたが、手に入ったのはアイフォンだった。

自分の腕の中に横たわる程婷を見て、老徐はようやく思い出した。今の自己のアイデンティティは大少爺、裕福な家の御曹司だということを。

自分の巨大なものと程婷の体はまだ繋がったままで、老徐が軽く体を動かすと、程婷は思わず甘い吐息を漏らした。

昨日、老徐と九回も重ねた程婷は、これまで味わったことのない快感を覚えていた。

そして、こんなにも力が抜けた状態になったのも初めてだった。

老徐が程婷を抱きしめ、再び彼女の上に覆い被さろうとした時、程婷はすぐに...