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362話

龍兄は今日ここで見たいくつかの状況を親分に報告するために戻るつもりだった。この徐がこんなに公然と蒋泰然の愛人に手を出すとは、一体どういう意味なのか?本当に単なる一夜の関係なのだろうか?

徐は程婷を車に乗せ、劉暁雪が教えてくれた別荘へと向かった。しかし車内で、程婷はまるで全身の力が抜けたかのように、徐の太ももに完全に身を預けていた。その赤い唇は、ちょうど徐の股間に向かっていた。

程婷の口から漏れる熱い息が徐の股間に当たり、徐の体は震えていた。

運転中でなければ、徐はその場で程婷を抱いていたことだろう。

車が別荘に停まると、徐は程婷を抱きかかえるようにして車から出し、別荘へと向かった。

程婷...