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312話

老徐は電話を見ると、秦虹からだった。この女が今この時間に電話をかけてくる意図が分からなかった。

もしかして、また自分と三百回戦を繰り広げたいとでも言うのだろうか？

だが今の彼にはそんな気持ちはない。今の彼の関心は沿渡河の勢力をいかに完全に掌握するかということだけだった。

今は張如松や趙長凡たちが自分の側に立っているように見えるが、それはただ単に鄭秋菊の手腕と利益が目の前にあるから、彼らが一つの選択をしただけのことだ！

ひとたび利益がなくなれば、彼らは何の理由があって自分について来るというのか？

老徐は頭の中でこういったことを考えながら、秦虹の電話に出た。「小虹、どうした、別れてまだ一日だとい...