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283話

「同じ男なのに、どうしてこんなに差があるんだろう?」

徐さんは李麗を抱き寄せながら、彼女の体から漂う香りを嗅ぎ、次第に大胆になっていった。「李麗、君の柔らかいところを見せてくれないか?」

徐さんは先ほど李麗の黒いブラジャーに包まれた柔らかな胸元を目にして、心がムズムズしていた。それまでは言い出せなかったが、今や二人が抱き合っているのだから、こんな要求をするのも自然な流れだと思った。

「ダメです、徐社長。こんなことはいけません」李麗は慌てて自分の小さな手を引き、胸元を守るように抑えた。

李麗は徐さんに好感を持っていたものの、このように抱き合うことが彼女の限界だった。自分の柔らかいところは...