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240話

「大学受験に失敗して、他に良い道もなかったから、モデルの道を選んだの」

四、五年前、玉人村がちょうど開業したばかりで、看板モデルを探していると言われていた。

時苗は彼らの提示した高額な報酬に惹かれ、迷わず応募した。

その夜は徹夜で狂ったように騒ぎ、そして時苗は当然のように酔わされた。

翌朝、時苗は見知らぬ部屋で目を覚ました。下半身の引き裂かれるような痛みに、事態が尋常ではないことを悟った。

ベッドシーツを見ると、そこには鮮血の染みが広がっていた。下の方の痛みと腫れから、時苗は昨夜レイプされたことを悟った。

「責任者を探して抗議して、訴えると言ったら、彼らは契約書と光ディスクを見せて...