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232話

「何が間違ってるって?」老徐は趙蘭蘭のそんな優しい言葉を聞いて、心が揺さぶられた。

この従妹は、こんなに清純で、こんなにみずみずしい。老徐も趙蘭蘭を悲しませたくはなかった。

「昨日、いとこのお兄さんに怒ったのが悪かったの。お兄さんに他の女の人がいても気にしない、わたし、ただお兄さんの女になりたいだけ!」蘭蘭は老徐の背中に腕を回し、耳元で囁いた。

小さな手が老徐のジーンズの中に忍び込み、あの大きなものを優しく撫で回した。

老徐の心は完全に乱されてしまった!

「お前が悪いんじゃない、俺が悪かったんだ。蘭蘭、でも俺はお前には相応しくない。新しい彼氏を見つけた方がいいんじゃないか」老徐は応えた。

「嫌...