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202話

「なにを恥ずかしがることがあるもんか!」

下着を履いていない感覚は、少し変な気分だ。

だが、涼しいのは確かだ。

老徐と秦虹の二人は車に乗り込み、謝大脚の家の庭まで車を走らせた。

老徐が降りると、秦虹はバックして、再びサングラスをかけ直すと、老徐に一声かけて町の方へと戻っていった。

今日は老徐とすっきりした気分になった秦虹は、全身がだるく感じるものの、あの天にも昇るような快感は忘れられないものだった。

「老徐さん、さっきの女性はどこの人?すごく綺麗だったわね!」老徐が秦虹の去っていく姿を見送っていると、謝大脚が売店から顔を出して声をかけた。

「へへへ、あれが俺の嫁だって言ったら、信じるかい?」老...