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1201話

五、六分ほど経ったころ、老徐はようやく宋玲玲を解放し、ベッドに横たわって部屋に漂う甘い空気を深く吸い込んだ。一声笑うと、体を翻して身を丸めている宋玲玲を腕の中に抱き寄せた。

「玲玲、お前の体が本当に好きだよ」老徐は笑いながら言い、その手は宋玲玲の胸に優しく触れ、大きな手で柔らかく揉みしだいた。

「私はもうずっとあなたのものじゃない。体だってとっくにあげたわ」宋玲玲は老徐の腕の中で、まるで小さな猫のように従順に寄り添った。

「玲玲、まだ六回もしなきゃならないけど、耐えられるかな?」老徐は笑いながら言った。

宋玲玲は拳で老徐を軽く叩き、甘えた声で言った。「それはあなたの腕の見せどころでしょ...