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1090話

「あなたのことは、よくわからないわ」美女は深く息を吸い込み、目の前の男性を見つめた。

老徐は彼女より年下のはずだった。彼女自身もそれほど年を取っているわけではないが、女性はこの年齢でも若く見えるものだ。だから彼女は老徐が自分より年上ではないと思っていた。

しかし、この男の身には何か測り知れないものが漂っていた。それはまるで奇跡的なものとさえ言えるかもしれない。

「もうすぐわかるさ。でも賭けてみないか？今日俺はここから堂々と出て行けるって」老徐は目を細め、美女警備員の長い脚を見つめた。今この瞬間、彼は心の中でその脚に手を伸ばしたいと思っていた。

「そんなことあり得るの？あなたは拘留されているのよ...