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1079話

「金おじさんじゃないか。見てくれよ、うちの者が殴られたんだ、それもひどくやられた。正義を執行してくれないか」

宋杰は金舌足らずを見るなり、急に元気づいた。彼は知っていた、金舌足らずは自分の父親とも親しい間柄だから、きっと助けてくれるはずだと。

金舌足らずは老徐をひと目見て、それから傍らの周建に目をやり、冷笑して言った。

「こんな小さな問題も解決できないのか？何の役にも立たないな」

金舌足らずは名前の通り舌が大きく、話すときはどこか隙間風のような音がして、話しながら唾を飛ばしていた。周建は避けるべきか避けないべきか、困った顔をしていた。

金舌足らずは周建に言い終えると、視線を老徐に移して言...