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1077話

「俺は大事にするつもりはなかったんだ。この宋公子が大事にしたいんだよ。自分の親父が偉いと思ってるから、騒ぎを大きくして、親父に解決させようとしてるんだ」

老徐は困ったような表情を浮かべていたが、今ではむしろ余裕があるように見えた。

「こ、こんなことじゃダメだ。ここは公共の場だぞ。もし事が大きくなったら、誰にとっても良くないんだ」

周建も少し焦り始めていた。自分が丁寧に話しているのに、相手は少しも顔を立ててくれない。それが彼を苛立たせていた。

「ダメだって言われても、俺には手がないんだ。あいつらを止められないし、俺は本当のヤクザじゃないから、あの女たちは俺の言うことなんか聞かないよ。俺の様子...