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1038話

「コホン、コホン」

徐さんはここまで見て、思わず小さく咳払いをした。それは王副部長の姿勢が少し見えすぎていることを注意するためだった。

しかし王副部長は理解していないようで、机の下から言った。「あら、趙部長ですか?何か落としてしまって。後で見つけたらお話しますね」

王副部長がそう言うのを聞いて、徐さんもこれ以上何も言えず、ただオフィスデスクの向かいのソファに座った。だがこの角度からは机の角のところがちょうど見え、くねくねと動く丸みを帯びたお尻が目に入った。

しばらく見ていたが、王副部長はまだ起き上がる気配がない。徐さんは少し苛立ちを覚えた。こんな風に見ていると、股間のアイツがまた疼き始め...