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1014話

「くくっ、欣冉、スタイルがどんどん良くなってるね!」老徐はそう言いながら、劉欣冉の隣に座り、手早く彼女の体を腕の中に引き寄せた。

「あっ」劉欣冉は突然老徐に抱き寄せられ、口から艶のある声を漏らした。全身が一瞬で硬直し、感電したかのように小刻みに震えた。

振り向いて老徐だと分かると、劉欣冉の心はわずかに緊張が和らいだ。

先日、老徐がここに来て自分の裸を見てしまったことを考えていたところ、今日もまた彼がここに現れたのだ。

老徐の腕に抱かれたとき、劉欣冉は少し恥ずかしさを感じたが、すでに全てを見られてしまったのだから、もう一度このように見られたところで何も変わらないと思った。

「エッチ」劉欣冉...