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209話

ノックスの強烈な視線だけで、私の秘所がこれ以上濡れることはないと思っていた。

そして彼は私に慈悲を与えることを決めた。

彼の唇が私の秘所を激しく貪る。両手で私の腰を包み込み、さらに引き寄せる。

でも彼の貪り方は、まるで彼の飢えを満たすのに十分な近さではないかのようだった。

「まさか俺たちの前でヤるつもりじゃないよな?」ナイジの怒りを含んだささやき声が近くにいる他の者たちに向かって聞こえる。

「しーっ」誰かが彼を遮った。きっとダナだろう。

彼らが見ている状況を気にすることもできるけど、今の私が気にしているのはノックスの逞しいものが私の奥深くにあることだけ。

ノックスは決して罵らない。...