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第85話

ブレイク

私はイジーが部屋の中を動き回り、着る服を探して、クローゼットに入っていくのを見ている。

彼女の中に入ることができなくても、彼女を手に入れなければならなかった。だが、彼女が私にも快楽を与えてくれるとは思ってもみなかった。

彼女が手伝ってくれた足にかかった汚れを見ずにはいられない。彼女の手は私のクリプトナイトであり、私を崩壊させた。

くそっ、彼女の動きは素晴らしかった。

「彼女は自分のパンサーに助けを求めたんだ」とアクセルが突然言う。

「どういう意味だ?」私は彼に尋ね、バスルームに入って体を拭く。

「俺は思うんだ、メイトはあの男に傷つけられて以来、誰とも関係を持っていないん...