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第21話

彼女は目を開けると、イカロが彼女の上に身を乗り出し、彼の手が彼女の太ももに置かれているのを見つけた。その手はガーターベルトの切れ端のすぐ上にあった。

「させてくれ」彼は息を詰まらせながら囁いた。「ホテルに着く前にこれが本当に君の望むことなら、させてくれ」

彼女は一度頷いた。彼の目は濃い紫色になるほど暗くなり、頬の赤みが彼女の大胆な行動への反応を物語っていた。

「くそっ、君は美しいよ、ベイビー」彼はささやくと、簡単に彼女をベンチから持ち上げ、シートに縦向きに座らせた。彼は彼女の片足を床に降ろし、もう片方の足を持ち上げて自分の後ろのシートに置き、彼女の脚を開かせた。彼の指が湿った絹の三角形の...