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第118話

「愛しい人」イカロは優しく彼女の頬を包み込み、額に純粋なキスを落とした。「罰を与えているわけじゃない。中に入らなくても、気持ちよくしてあげられる。お風呂から出てベッドに行こう。頭からつま先まで触れて―」

「イカロ、セックスがしたいの」

彼女の大胆な言葉に、彼の目は見開き、胸が膨らんだ。無言で彼は彼女をお風呂から抱き上げた。タイルの上に彼女を立たせ、タオルで包み込みながら、唇をしっかりと閉じたまま、機械的な動きで彼は行動した。

彼女は非常に大胆に手を伸ばし、再び彼をつかんだ。彼はすぐに自分の手を彼女の手の上に置き、硬くなった自分のものを覆った。

「ゾラ、昨日君は僕に怒っていた。逃げ出して...