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第四百四十二

リーフ

俺がゲイだって??? マジで、本気でゲイ? 一体何を考えてたんだ、俺は?

バニラパウンドケーキ。それだよ、それ。

そして……彼女の美味そうな、よだれが出そうな匂いのせいで……彼女の愛らしい緑色の瞳のせいで……頬に点々と散らばる太陽を浴びたそばかすのせいで……あのズボン越しの、むっちりとした、それでいて張り詰めた尻の記憶のせいで……俺のモノは、燃え盛る鍛冶場の鋼鉄みてえに硬くなってる。

どうやってこのギンギンに勃ち上がったモノを彼女に隠せっていうんだ?

奴らが結婚しちまったら、俺はこれから毎日、奴と彼女の隣でどうやって生きていけばいいんだ?

いや、待てよ、...