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第四百十章

アデル：

「あなたのお父様が？？？ なぜあの方があんたに魔法のかかったナイフなんかを？ 本気なの？ あの方も……ウォーロックなの？」

「違う、親父はウォーロックなんかじゃねえよ！ 全くもう、アデル」グリフィンは吐き捨てるように言い、私の興奮はいくらか冷めてしまった。「ウォーロックの話はもうやめろ」

彼は今、苛立っているように見える。不満そうだ。そして私は急に、こんな話は全くしなければよかったと後悔し始めていた。

「ご、ごめんなさい。わ、私、ただ……」涙をこらえ、私は自分自身を抱きしめるように腕を組み、彼から視線を逸らして窓の外に集中した。

彼の視線を感じる。彼の手はまだ私の膝の上にあっ...