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第三百九十四章

グリフィン

『まさか、今、俺が思った通りのことを言ったのか?』

『ライオンに食べられちゃうのかって、俺に聞いたのか?』

最初に聞かれる質問としては、想像していたものとはまるで違ったが、主導権は彼女にあるんだから、文句はない。

だが、俺のモノは違う。あの野郎は言いたいことがあるらしい。

しかし、俺自身は、どうやら言葉を失ってしまったようだ。微笑むことさえできない。自分の手がどれほど天国に近いか、痛いほど意識してしまい、瞬きする間もなく、俺の馬鹿な手は彼女の尻を包み込み、うなじを支えていた。それにしても彼女の尻だ、なんてこった、とんでもなく素晴らしい感触だ。

「君が食べてほしい...