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第三百五十四章

「ケンダル」

くそっ。彼が本気であってほしい。もし本気じゃなかったら耐えられない。

でも...なぜあんなに女性たちと?なぜ私を遠ざけたの?彼が「私は彼のもの」という言葉をただの所有物としか考えていないなら、それ以外に説明がつかない。

でも彼は私のためにいたいと言ってくれた。それも私「だけ」じゃなく、赤ちゃんのためにも。

「さあ、質問に答えてくれ、ケンダル」彼は私のすねに唇を羽のように軽く這わせながら言い、次に私のふくらはぎの柔らかい肉を軽く歯で噛んだ。その痛みは最高の形で心地よく、私は喘ぎ声を上げ、腰を上げながら恍惚として足先を伸ばした。彼は唸り声を上げ、その場所に慰めるようなキスをし...