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第三百四十章

著者による警告： この章は残酷で不快な内容を含んでいる可能性があります。

ポール

「いいえ」アナスタシアは恐怖で目を見開いて震えた。「いいえ。違う。違う。私の妹はそんなことしない…彼女は…」アナスタシアは叫んだ。「いやぁぁぁ！！！！離して！彼女がどこにいるか知ってる！あいつが彼女をどこに連れて行ったか分かるの！」彼女は持ちえないはずの力で私の腕から飛び出し、ほとんど超自然的な速さで動いた。彼女は私たちが追いかけているかも確認せずに路地へと走り出し、悪夢の亡霊に追い立てられるように突き進んだ。私は兄弟たちと共に彼女を追いかけ、もちろん、シフターである私たちは一瞬で彼女に...