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第311話

ティモンズ

私は無理やり目を逸らし、ドクがケンダルの「ムーンライト・ラウンジ」クロップトップの中に手を入れて、彼女の胸の間に聴診器を当てるとき、大きな石造りの暖炉の方を向くことにした。彼が私の頼んだことをしているだけだとわかっていても、彼の素手が彼女の乳首にあんなに近づいているのを見て、背筋に怒りが突き上げてくるのを抑えることができない。あのくそったれを彼の喉に巻きつけて、自分が窒息死する音を聞かせてやりたいところだが、代わりに言った。「もう一度言ってくれ、ドクター、なぜ手袋をしないんだ?」私は笑い、ドクが勃起しているんじゃないかと一瞬考えた。もしそうなら...

*くそったれ。考える...