パックールールナンバー1ーメイト禁止

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第298話

ポール

アナスタシアの熱い息が俺のペニスの先端に漂い、瞬時に彼女の魔法を感じる。

魔法と言っても、魔術のことじゃない...

至福のことだ。天国と地獄、苦悩と恍惚、欲求と渇望、それらすべてが一つの完璧な包みに押し込められ、今まさに俺のモノに命を吹き込んでいる。背中が膝をガクガクさせるような快感で燃え、前に突き進め、彼女の唇の奥に自分を押し込めと命令してくる。でも俺はそうしない。この待つという行為だけで、俺は鋭く切り裂くような刃の縁に立たされ、その予感の痛みだけでも絶妙な拷問の形となり、それを省くことを拒否している。

彼女の髪に絡めた俺の手は、黒檀のような絹のような彼女の巻き毛に抗い、そ...