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第272話

CANE

「お願いだ！ご-ごめんなさい！」テッドは悲鳴を上げ、森の冷淡な常緑樹の間で必死に足場を探そうともがく。「死にたくない！」

新しい体は素晴らしい感覚で、許しを乞う小僧の叫び声にもほとんど注意を払っていない。実際、変身した瞬間から、俺はあいつを追うのをやめていた。そもそも捕まえるつもりなんてなかったし、正直に言えば、あいつには感謝すべきかもしれない。

奴が獣を解き放ったんだから。

そしてこの獣は恐ろしいほど大きい。速くて、しなやかで、強い。手首をちょっと動かすだけで木の側面を登り、てっぺんまで登れる。

*ああ、そうさ。父さんが言った通り、俺は狩人になるべきだったん...