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チャプター 78

オリヴィア

「中では素晴らしかったよ」私の考えなどお構いなしに、彼は続けた。「ヴィクトリアをあしらって、君の仕事について語るあの姿……祖父も感心していた」

「本当に？」

「祖父はめったに人を褒めないんだ。信じてくれ、『立派な若い女性だ』というのは、ハロルド・カーターにとっては最高の賛辞だよ」

思わず笑みがこぼれた。「お祖母様には、お別れのときにハグをしてもらったわ」

「それも良い兆候だ。マーガレットは家族を守ることにかけては人一倍だからな」

「ヴィクトリアのことは気にしないでって言われたの」

アレクサンダーはこちらを一瞥し、その表情が和らいだ。「賢明なアドバイスだ。ヴィクトリアは口先ばか...