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バンター II

第六十九話 – 舌戦 II

リアーナ視点

ブルーブルームのプリンセス? 私を殺すために戦士を送りつけてきた女が、どうして私の屋敷にいるっていうの? 立ち上がった拍子に、ケトルが手から滑り落ちた。

ジェイデンは、まるで私が気が狂ったかのような目でこちらを見つめている。たぶん、本当に狂ってしまったのかもしれない――このプリンセスは、招かれもせずに私のパックに足を踏み入れたことで、手足の一本も失いたいに違いないのだから。

「何があったのか聞いても…」

「だめ。私が対処する」ジェイデンを遮り、彼がついてこないようにしっかりとドアを閉めて急いで外に出た。

何かを壊すときに、彼に止められるべきじ...