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いちゃつく

第百五十二章 – 戯れ

リアーナ視点

一日休んだおかげで、重かった頭は軽くなったけれど、心はまだ重かった。

またローガンが問題を起こし、私にさらなる厄介事を持ち込んでいる。彼はレベルアップしてしまったのに、私はまだだ。専門家の助けを探す時が来たのだ。数ヶ月前のようにライカン・ハンターがここにいるわけでもなく、私たちの周りにライカンがいるという噂すら聞こえてこない。頼れる近隣の王国やパックもない――七つの海を渡らない限りは。

それに、他の王国にはライカンがいると聞いて、彼らがどうやって他の狼たちと普通に暮らしているのか不思議に思った。

ため息が漏れた。「ローガンについては、何か手を打た...