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45話

グレース

小さな歌を口ずさみながら階下に降りてきた。ここ数日、ジャクソンと過ごすのは楽しかったけれど、何かがおかしいという噛みつくような感覚はますます強くなっていた。チャールズが私を避けている。確かに、彼はセシルやリチャードと家で多くの時間を過ごしているけれど、もう夜のリビングルームで彼と鉢合わせることはなくなった。朝食コーナーでセシルと一緒にいる彼を見かけることもなくなった。まるで料理を作ったあとは家から姿を消すか、何時間も自分のオフィスに閉じこもっているかのようだった。ウルフ・メディカルで一緒にいても、ちらりと視線が絡む以外は、ただ友好的な関係というだけに感じられた。以前のように話すこと...