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191話

彼の瞳が震え、一瞬霞んだ。彼にこれほどの力を持つことは興奮した。こんなにセクシーだと感じたことはなかった。彼は正気を保つために全力を尽くしているかのように私を見つめていた。私のお尻を掴む彼の手に力が入った。彼が私を机の上に乗せてくれると確信していた。何もないところで私の中が締まり、震え、欲しがった。彼が欲しかった。

くれ。

彼の瞳が光った。驚きのような表情で目を見開いた。そして、その瞳に熱が宿った。彼が私をどれほど欲しているか、そしてどれほど喜んでいるかが手に取るように伝わってきた。

なぜ?分からなかった。彼は優しく甘やかすような笑みを浮かべた。私の頬を包み込んだ。

「あげるよ」彼は低い声で言...