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第175章:仲間を甘やかす

キング・レイ視点

俺はサラに背中のマッサージをするため、Tシャツを脱がせた。全身を揉みほぐしてやりたかったのだ。昨日の虐待で彼女が体を痛めているのはわかっていた。彼女はうつ伏せになる。俺はバスルームへ行き、ローションを取ってきた。まずは肩から始めた。彼女はずっと、世界の重みをその両肩で背負ってきたのだ。ひどく凝り固まっていた。かなりの時間をかけて、できる限りリラックスさせようと肩を揉んだ。親指で小さな円を描くようにして、筋肉の奥までほぐしていく。一度、痛いところを押してしまったらしく、彼女の体が跳ねた。次に、背中の中ほどに移った。

拳を握り、その側面を彼女の背中に当て、小さな円を描きなが...