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第152章:官能的な気晴らし

サラ視点

準備をすべて終えた後、私はお風呂に入ることにした。脚と、デリケートな部分も丁寧に剃った。それからバスタブから出て、バニラのローションを塗る。そして、青いキャミソールタイプのシルクのパジャマを身につけた。レイのお気に入りだって知っていたから。着心地がよかったし、それに今夜はレイを誘って愛し合いたかったからだ。ベッドを丁寧に整え、ヘッドボードに枕を立てかける。寄りかかれるように枕を並べたのだ。それからブランケットをまっすぐに広げた。

キャンドルにも火を灯した。旅行に出かける前に、愛し合いたかった。出発まで二日はあったけれど、彼の肌を隣に感じたかった。私の体に触れる彼の手を感じたい。彼に...