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ピアノセッション

エロナ視点

ピアノの鍵盤が奏でる柔らかな音色がラウンジに満ちていた。トリスタンが私の指を導き、旋律を奏でさせてくれる。でも、背後では彼の息遣いが耳元で囁き、背筋に震えが走った。そして、彼の唇が優しいキスで私の肌に触れると、音楽に喘ぎ声と息遣いの交響曲が加わる。

彼の手が私の体を滑り降り、ショートパンツのボタンを外した。指先の下にあるピアノの鍵盤の冷たさを感じながら、私はそれを強く握りしめた。私がその瞬間に我を忘れるにつれて、音はますます混沌としていく。彼が私のクリトリスを見つけ、巧みに愛撫すると、温かい肌に触れる指の圧力が電気のように走った。快感と期待が入り混じる。指が触れるたびに...