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216話

私はすぐにキスから身を引き、ローガンの肩に顔を隠した。

ローガンは物音がした方向を見た。「僕たちの写真を撮っていたわけじゃないよ」と彼は言った。

彼の言葉に安心して、ちらりと見ると、サファイアのブローチネックレスをつけた友人の写真を撮っている女性がいた。それから彼女は携帯を回して、その女性に見せていた。

「キラキラ具合が素敵ね」と女性が言った。

「リングライトがあればもっと良くなるわよ」と友人が言った。

女性は同意した。

恥ずかしさで私の頬が少し赤くなった。「ごめんなさい」とローガンに言った。

「ヘイゼル、彼らが僕たちの写真を撮ったとしても、問題なかったよ」とローガンは言った。「実際、メイベル...