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197話

「一緒に行くよ」と私はすぐに言った。

「ダメだ」ローガンはほぼ同時に答えた。

「どうして?」

「ティナはフェアプレイじゃない。君には可能な限りこの問題から離れていてほしい」

「でもローガン、これは私の戦いでもあるわ」

ローガンは私の肩に両手を置いた。「まず僕が先に行って道を整えさせてくれないか?永遠に待てとは言わない、今だけでいいんだ」

「あなたが一人でこれに立ち向かうべきじゃないわ」と私は言った。「私たちはカップルよ。一緒に立ち向かうべきよ」

「もしティナだけが相手なら、同意するよ。でも祖父が関わってくるとなると、それはほぼ確実だけど、僕は君を彼から守るためにできる限りのことをするつもりだ」...