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178話

ドアに押し付けられながら、私はローガンの体に溶け込んでいった。彼の唇が私の唇に重なり、舌が口内に滑り込んで絡み合う。

腕を上げ、私は彼の髪に指を通し、もっと近くに引き寄せようとした。でも、どれだけ近づいても足りない。

彼が唇に触れたまま小さく喉を鳴らすと、私も思わず声を漏らした。

今がその時ではないし、ここが場所でもない。それでも私は、できるだけ長く、できるだけ彼を求めずにはいられなかった。

私たちが別れるべきだということが、彼には分からないのだろうか？長い目で見れば彼のためになるのに。でも彼の態度や、私をきつく抱きしめる腕からは、私を手放したくないという気持ちが明らかだった。

私だ...