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177話

「あなたは行ってしまった」と後になって電話でディランが言った。私が家で泣いていて、ローガンがまだ病院にいる時だった。

「ごめんなさい…」

ディランは一瞬静かに聞いていた。それから彼は言った。「どれくらい聞いたの？」

「十分に」と私は鼻をすすりながら言った。

「どうするつもり？」と彼は尋ねた。

「今はまだ何も」

「『まだ』というのは、後で何かするつもりがあるということだね」とディランは言った。「言わなくてもいい。想像がつく。そして私の推測が正しければ、二人とも途方もなく悪い考えを持っているところがそっくりだよ」

「もうローガンを追い詰めるのはやめるわ」と私は言った。

「彼を追い詰めているのは彼の...