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118話

ローガンは椅子に腰を下ろし、不安定な呼吸をした。

写真が消えていた。確かに心配すべきことだが…もしかしたら、それは祝福でもあるのかもしれない。

もはや写真に執着する理由があるだろうか？彼はヘイゼルへの高まる感情を受け入れていた。このような形で他の女性に縛られる必要はない。ヘイゼルは、彼が他の女性の写真を机に保管して好きな時に眺めていることを知れば、喜ばないだろう。

それに、ディランはその写真のコピーを持っていて、積極的に妻を探している。これはすべてディランに任せればいい。ローガンはもうこれに悩む必要はない。

それでも…やはり…

自分の一部が失われたような気がした。あの写真、あの指輪…

あの旅行...